読んで、おっ!ほぅ?へぇ~

書籍・雑誌やネット等を読んで、「おっ!」とか「ほぅ?」とか「へぇ~」とか思った内容をメモることを目的に始めたブログです。

書籍「あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店」

「あなたから保険に入りたいとお客様が殺到する保険代理店」
日本実業出版社

2007年(平成19年)10月 1日 初版発行
2009年(平成21年) 3月20日 第4刷発行

千田 琢哉 著

次代創造館 代表。イノベーション・クリエイター。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社と経営コンサルティング会社に計10年間勤務した後、2009年1月に独立。経営コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして様々な経営戦略策定とそれらの実行支援で陣頭指揮を執る。述べ3300人のエグゼクティブを中心としたビジネスパーソンとの対話を通じて得た事実と培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとする次代創造館を立ち上げる。 「週刊ダイヤモンド」「保険毎日新聞」「新日本保険新聞」等にインタビュー、執筆記事が掲載される他、著書に『社長!この「直言」が聴けますか?』(日本実業出版社)、『THEサバイバル 勝つ代理店は、ここが違う!』(新日本保険新聞社)がある。講演実績多数。

 

保険代理店に対するコンサルティングの一例を垣間見ることができる本と言えると思います。
顧客の選別に関する内容は、読み方によってはリアル店舗としては収益性の観点から恐竜のしっぽは重視する必要はないと受け取れます。反対に、ネット募集は「ウェブ進化論」でいう恐竜のしっぽをターゲットにしていると私は解釈しています。

 

【目次(抜粋)】

1章 生き残るために、保険業界の常識から抜け出せ
 1 ダメ社長の共通点
 2 業界の常識に従うのは愚の骨頂
 3 あなたの現実・事実を正視しろ
2章 「考え方」を少し軌道修正するだけで未来が拓ける
 1 とにかく、やさしく・わかりやすく
 2 あなただから保険に入っている顧客の現実を知る
 3 「決断は早く」が善
3章 人を使えないと生き残れない
 1 ダメ社員を躍らせろ
 2 零細企業は頭が少々鈍くても性格のいい人を採れ
 3 タダで人を育てるとっておきの方法
4章 凡人でも無理なく自然に売れてしまう仕組みづくり
 1 ペコペコせずに売れる仕組みはここが違う
 2 「自社・顧客・競合」の真の姿を知る
 3 マーケティング・サイクルで契約がどんどん取れる
5章 マーケティング・サイクル構築成功事例3例の詳細
 1 コンサルティング実例1
 2 コンサルティング実例2
 3 コンサルティング実例3
6章 マーケティング・サイクルの果実の摘み取り方
 1 「欲しい・入りたい」という人に確実に売るだけでいい
 2 顧客をとりこにする究極のサービス
 3 「あなたから保険に入りたい」というリピーター・紹介がどんどん増える

 

多分、私はこの本の保険代理店の顧客になることはなさそうです。正直、この保険代理店だから契約する!ってのがピンときません。社会人になって以来、この代理店でという基準で保険に加入したということは一度もないので。
思い起こせば、会社補助(福利厚生の一環)があるから加入していたり、自賠責はどこでもよかったのでディーラーで契約(しかも引受保険会社は競合他社!)していたり、火災保険もどこでもよかったので手軽にできるところで契約してたり・・・