書籍「地震保険制度」(P.2~12)
書籍「地震保険制度」の内容からです。
世界全体に占める日本の災害発生割合は、マグニチュード6以上の地震回数20.5%、活火山数7.0%、死者数0.3%、災害被害額11.9%等、世界の0.25%の国土面積に比して、非常に高くなっている。
へぇ~×3って感じです。日本は地震が多い国ということは知っていましたが、こんなに高い割合とは思っていませんでした。
思わず、ホントか?と出典元の防災白書を確認してしまったほどです。
非常に大きな災害を引き起こす可能性のある巨大地震として、次の(イ)~(ホ)の地震があげられ、個別の検討等が進められている。
(イ) 東海地震
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東海地震が今後30年で発生する確率は87%とされ、これにより震度6弱以上の地震動となる確率は、静岡で80%以上とされる。
(ロ) 東南海・南海地震
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東南海地震が今後30年で発生する確率は60~70%とされ、これにより震度6弱以上の地震動となる確率は横浜、大阪などで60~80%とされる。
南海地震が今後30年で発生する確率は60%程度とされ、これにより震度6弱以上の地震動となる確率は名古屋で40~60%とされる。
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(ハ) 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
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宮城県沖地震が今後30年で発生する確率は99%とされる。
(ニ) 首都直下地震
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関東大震災級の地震が今後30年で発生する確率は0.07%とされるが、首都直下地震は70%程度とされる。
(ホ) 中部圏・近畿圏直下地震
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(イ)・(ロ)・(ニ)はマスコミなどで取り上げられることも多く、割と認知されていると思いますが、(ハ)は私は初耳でした。99%と、今後30年で発生する確率では最も高い確率であるにもかかわらず…。
調べて見たら、内閣府サイトの「防災のページ」地震・津波対策というページにちゃんと載っていました。